最近は車両感応式の信号でも、認識率や効果率が高く、近所にできたばかりの信号交差点では細い道の信号は待ちの車がいないと青にならないというスグレもので、認識率も高いようです。さて、今回導入が予定されている信号はもっとスグレもの。交通量の計測値から自動的に信号を制御する「考える信号」だそうです。
警察庁は二十二日、交差点で交通量などを計測して次の交差点の信号を自動的に操作する「プロファイル信号制御方式」を導入する方針を明らかにした。つまり交通量が多い道路に対して青信号が長くなり、停車から発車、加速までの低速時間の減少による円滑化や、発車時の排ガス量を抑制できる効果が期待できるそうです。
昨年度まで三年間、名古屋市内の道路で実証実験を行い、移動時間が最大20%短縮するなどの効果があったという。っと、ひょっとするとウチの近所の交差点も実験対象の信号だったのかもしれません。
関連資料:[PDF]次世代信号制御方式の開発と実証実験
元記事:東京新聞:考える信号導入