もうすでに、その存在すら忘れられている感のある「住基カード(住民基本台帳カード)」ですが、この登録番号を使って窓口の時間外でも行政から書類を受け取れる電子ロッカーシステムが導入されることになりました。カード登録番号と暗証番号を使うことによって、申請しておいた書類の入っているロッカーを開錠できるというもの。なお、開錠の際には、同時に硬貨投入口で手数料を入れる必要があります。
住民が夜間や休日でも町発行の各種書類を受け取れる「電子ロッカー窓口システム」の12月導入を目指しており、6日開会した町議会9月定例会に関連予算3000万円を計上した。インターネット(Iネット)を通じて住民票などが申請されると、町側は発行書類を電子ロッカーに保管し、申請者は住民基本台帳カードと暗証番号を入力してロッカーから取り出す仕組み。申請した書類は一両日中(役場がやっている日)にはロッカーに投入されるということで、昼までに申請すれば仕事帰りで窓口が閉まっていてもロッカーを使って受け取ることができるということで、急な転勤などにより、引継ぎで忙しいサラリーマンには有り難いサービスになるような気がします。なお、東村山市でも似たサービスがあるようです。
関連:東村山市トップ > 電子ロッカーのご利用案内
http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/~kakukaweb/010100/e-locker.htm