九州新幹線「つばめ」で不正乗車多発中!!

兄が昔、勤め先の親父さんのご両親を新幹線の駅まで送っていったときのこと。本人は新幹線乗車させたら仕事へ戻る予定でした。
新幹線がホームへ。兄はご両親を車内に入りお2人を席まで案内したそうです。そして、席が見つかって「それでは」と窓の外をみやると、景色が動いていたそうです。そう、案内しているうちに新幹線は発車。
あまりにスムーズに動いているので発車していることにも気づかなかったそうです。
しかもあろうことか乗車した列車は終点の東京までノンストップ。片道2時間近く身動きが取れぬままの状態に。
それよりも入場券しか持っていない兄ですので、当然車掌さんへ事情を説明し、説明を聞いて「とりあえず東京駅までは降りれないので、降りたらすぐに折り返しの列車で帰ってください」といわれ、言われたとおり東京ですぎに下り列車に乗り換えてとんぼ返り。約4時間の東京(の地は踏まず)ツアーにいった経験をしているつわものです。

さて、そんな身内の恥ずかしい話していても仕方ないのですが、こちらは「恥を知りなさい」という話です。

　九州新幹線の発着駅、鹿児島中央駅（鹿児島市）で、160円の入場券だけで新幹線つばめにちゃっかり乗車している人たちがいる。入場券には車内に立ち入りできないことが明記してあり、れっきとした不正乗車。事情を探ると、時間短縮という新幹線最大のメリットが盲点になっていた。

確かに乗りたい気持ちはわかりません。でもきちんと料金払って乗りましょうよ。確信犯(本当の意味は違いますが)なんですから。車内じゃ現行犯。逃げも隠れもできないんですからね。ビシっと取り締まらないと!!

　入場券の有効時間は２時間。鹿児島中央から新八代まで片道47分以内だから、有効時間内に往復して鹿児島中央駅の改札を出ることは可能だ。
　ＪＲ九州によると、3月13日の開業以来、車内改札の際に入場券しか持っていなかったり、乗車券・特急券を買っていないのを自己申告するケースがあった。

最新の列車で古典的な事例。でもれっきとした犯罪です。しかし...

　鹿児島中央駅では、つばめ見たさの人が押し掛け、開業から１カ月で約5万6000枚の入場券が売れた。

売れすぎ...野球観戦かい!!

元記事:南日本新聞　県内ニュース:新幹線つばめ　入場券で乗車相次ぐ／鹿児島中央駅