医薬品と違って比較的副作用が少なく、普段からサプリメント感覚で飲んでいる人が多いの「漢方薬」ですが、現代の「アレルギー」などにも対応した効能の基準を見直すそうです。
考えてみると、ここ数年で医者から処方してもらえる薬はわかりやすくなっています。
先日も痛風(そういえば先週再発した。足痛いです)で診察してもらったときも、処方箋を薬局に持って行ってに明細を見てみると薬の種類・効能・処方方法などがわかりやすく記載されていて、これならば飲み間違えることも少ないなぁと感じました。しかし漢方薬で考えてみると、確かにこういった詳細な情報を観た記憶がありません。「○○に効くのはこれ」程度だったと思います。詳しく区分されると適切な漢方薬が購入できるようになりそうですので早く改正されるといいですね。
高齢化が進む中、慢性病に効くとされる漢方薬を日ごろの健康管理や生活習慣病対策にもっと役立てるため、厚生労働省は5日までに、処方せんなしで薬局で購入できる一般用漢方薬の「効能・効果」などの承認基準を約30年ぶりに見直す方向で検討を始めた。 基準見直しの研究班は古くなった表現を改める一方、アレルギー疾患などの“現代病”を新たに盛り込む案を検討している。厚労省は研究班が2004年度中にもまとめる素案をたたき台に、国民に分かりやすい表示に向けた基準改正を05年度以降進める考え。