「地元の神社仏閣の紹介を、携帯を使ってやったらどうですか?」という提案を2年ほど前に青年部で提案しようとしたことがありました。しかし考えてみるとそういう神社仏閣めぐりをするのは大半が高齢の方、そういう方たちが携帯を使って情報を得るかというと、そんなハイテクな人は本当に一握りの中の数粒程度...。というわけでまだ心の中にしまいこんだままです。
先日も地元で開催されたまつり(Entry:地元のまつり)で、携帯の写メール機能を使用した写真コンテストを企画しました。ポスターを会場周辺に貼付し景品の協賛もお願いしたのですが、応募自体が芳しくなく、やはり企画倒れ。小田舎ではなかなかCMのように携帯をポスターに向ける人はいないようです。
さて、ここはどうなんでしょう?福岡の水族館では水槽の中の魚の情報をQRコードを使って携帯でアクセスして得るという、まさに自分が神社仏閣巡りに採用しようとしたことを実践されています。
福岡市の水族館「マリンワールド海の中道」は、通常のバーコードより大容量の情報を持つ「QR(クイックレスポンス)コード」を使い、入場者が携帯電話で展示物の説明を読み取る方式の情報提供を始めた。美術館や博物館でのQRコード利用は、国内外で例のない試みだという。
同水族館では、2センチ四方のQRコードを各水槽の説明が書かれたパネルに添付、携帯電話をカメラモードにして読み取ると、さらに詳しい魚介類の生態や種類などの情報を日本語や英語で瞬時に知ることができる。QRコード読み取り機能のある携帯電話なら全機種対応が可能。
ちなみにQRコードがまだ普及する前には「検索フォームでID番号を入力すると情報が得られる」というアイデアもあったのですが...こっちの方もサポートできるといいかなぁ...。