各地で特産品を全国展開していくことで、地場産業の活性化を図っています。京野菜や沖縄素材など既に知名度も全国規模になっているもであればともかく、今から特産品を売り込もうとすると既製の商品ではインパクト薄。でも特産品を一年を通して出荷できると、同じ種類の材料を使っていてもシーズン外で大きな差をつけることができ、生き残り合戦で勝ち残れるのかもしれません。
丸なすの漬物など置賜地方の特産品を全国に売り込もうと2月に設立されたNPO「くうえんたい長井」が、電磁波を利用した急速冷凍技術を活用して、冷凍の漬物や魚などの販売に乗り出した。秘伝豆を使ったまんじゅうの商品開発にも取り組み、今月中には売り出す予定だ。 「くうえんたい」は、長井市在住の有志が中心になって設立した組織で、地域の特産品を主に首都圏に紹介・販売するために活動している。電磁波を利用した急速冷凍庫で、食品を氷点下40から50度で凍らせて販売するのが特徴。急速冷凍というと、窒素冷凍品は多く出回っていますが、電磁波を使ったものもあるんですね。電磁波といえば、電子レンジは2.4GHz帯の電磁波を食品に照射することによって分子レベルで水分を振動させ、物質の温度を上昇させるという仕組みですので、冷温どちらにも活用できるんですね。
元記事:Yahoo!ニュース - 山形 - 毎日新聞:丸ナスの漬物いかが 電磁波使って特産品--くうえんたい長井、首都圏に