気仙沼らぁめん

地域の名物を作るのは並大抵の努力ではありませんが、その苦難を乗り越えて新しい目玉を作り、その反響が大きければ達成感も大きいはずです。

　海の幸に恵まれた気仙沼市の飲食店が共同開発した「気仙沼らぁめん」が市内7店で売り出され、魚のうまみが凝縮した独特の味が評判を呼んでいる。県外から食べにくるラーメン好きも多く、7店は「出足は上々。この勢いで宮城を代表するご当地ラーメンに育てたい」と意気盛んだ。 　「気仙沼には、うまいラーメンがない」。気仙沼らぁめんの開発は、東京で人気ラーメン店「ちばき屋」を経営する同市出身の千葉憲二さんの厳しい一言から始まった。汚名を返上しようと集まった中華料理店など18店の店主が知恵を出し合い、千葉さんの助言を受けながら港町ならではの味を完成させた。 　しょうゆ、塩、フカヒレ入りの3種類。サンマのエキスが染みた香油、市内で採れた天然塩など素材を厳選し、海の香り漂う個性的な味に仕上げた。4月の発売直後から注文が殺到、魚市場前に店を構える「ウ・メネス」ではラーメン類の売り上げが一気に3割も伸びたという。観光客が多いお盆期間中は特に売れ行きがよく、閉店前にスープがなくなる日もあった。 　これに自信を深めた7店は、全国に向けた情報発信を企画。第1弾として10月28日から1週間、東京・池袋で開かれる県物産展に参加する。7店で作る「気仙沼らぁめん団」事務局の菅原幸正さんは「気仙沼にうまいラーメンがあることを積極的にアピールしたい」と張り切っている。

地元のラーメン店が共同開発して作り上げたということですが、個人ラーメン店となっればみな一国の主、よく意見がまとまったなぁと感じますし、ここから「ベースは気仙沼らぁめんだけど当店独自のアレンジ」となってしまうかもしれませんが、それも良い方向にいけばと願います。

参考サイト:気仙沼ラーメン（気仙沼らぁめん）
参考サイト:気仙沼らぁめんマップ(気仙沼コンベンションビューロー協議会)
元記事:Yahoo!ニュース - 宮城 - 毎日新聞:海の香りいっぱい　「気仙沼らぁめん」人気