Google Toolbarにも脆弱性

このところIEの脆弱性やJPEGに関する問題が取りざたされています。その影響でIEから他のOSへ乗り換えるユーザーが海外では増えているとのこと。しかしながらIEから移行できないユーザーさんの大半は「使い慣れた操作性」や「他のブラウザでは正しく表示できない」とともに「ツールバーが便利」というのがあると思います。

以前にあったアンケート結果では45％がツールバーの利用経験あり、今後のカギはメール着信通知機能 と、約半数の人が何らかのツールバーを入れた経験があるそうです。
さて、今回はその中でも50%もの人が導入経験のあるgoogle toolbarに関する話題です。Modern SyntaxさんのEntry:「Google Toolbar」に任意のスクリプトが実行可能な脆弱性を見かけました。
このところGoogleというと、新しいブラウザを開発するんじゃないかとか、Gmail、日本ではGoogleNews開始など話題が絶えません。が、同時にGmailではフィッシング詐欺問題や著作権問題なども取りざたされ、このところ諸刃の剣状態で進展している感じがします。
Gmailでのヘビーユーザー取り込みが実現している一方、それ以外のユーザーには敷居が高いサービスが進んでいるなぁ...と。
さらにここへきてGoogleToolbarでの脆弱性となると、さらに初中級ユーザーには敬遠される要素が発生するのではないか?と思ったのですが、幸い特定のバージョンに限られるで、最新版(アップデートは自動機能らしいです)ではこの脆弱性は解消されているようです。
が、原因がまだ特定されていないというGoogleの発表に、まだ不安材料は残ります。

元記事:Modern SyntaxさんのEntry:「Google Toolbar」に任意のスクリプトが実行可能な脆弱性