メーカーの垣根を越えて流用できるのはユーザーにとってはうれしいことです。特にデジカメに関してはメーカーが独自でプリンタとの連携を図るものや、記録媒体もまちまちと、ユーザーにとっては「このデジカメを買うと、ずっとこのメーカーでつづけなければいけないかも」という不安が残ります。アクセサリーを購入することになるとなおさらです。ですが、この規格が標準となると垣根はぐっと低くなるようです。
コダックは9月28日、デジタルカメラメーカー7社が参画したプリント規格「“イメージリンク”プリント システム」に対応したプリンタ「プリンタードックPD-26」を発表した。 デジカメとプリンタを接続するのにケーブルが不要で、プリンタをデジカメの充電用クレードルとして利用できる点が特徴。他社にもOEM提供していく考えだ。 イメージリンクはEastman Kodakが提唱した規格で、コニカミノルタフォトイメージング、ニコン、オリンパス、ペンタックス、リコー、三洋電機が賛同している。26ピンのコネクタでデジカメとプリンタを直接接続するため、ケーブルが不要な点が特徴。充電機能を備えており、プリンタをデジカメのクレードルとして利用できる。今回はコダックのプリンタの紹介記事となっていますが、これから各メーカーが発表してくると、価格競争も始まって、ますます買いやすくなりそうですね。