こんなトコロで音楽を聴いてみたい!!と思うところにトンネルがあります。普段は通り過ぎるだけのトンネルですが、音響は普通では得られないものというのはスグにわかります。そのトンネルで、開通前の通りがない時期を利用してコンサートを開いたそうです。
京都市山科区西野山と伏見区深草とを結ぶ京都高速道路「新十条通」の山科側トンネル内で9日、尺八とハープ演奏のコンサートが開かれた。約580人が、残響の長い幻想的な雰囲気の音楽を楽しんだ。 京都文化祭典の一環として京都市が開いた。トンネル内では、音の残響が約4秒続くため、音響装置を通さない生の音が美しく聞こえるといい、開通前のトンネルを利用することにした。 山科側から約700メートル入った場所に舞台を設け、尺八演奏家の三好芫山さんとハープ奏者の内田奈織さんが「春の海」や「浜辺の歌」などを演奏した。開通前の高速や鉄道など、普段は歩くことができないようなところを歩く企画は多いですが、コンサートというのはなかなかお目にかかれません。果たしてどんな感じだったのでしょう。