臓器提供カードの記載不備の場合の取扱いに関する意見を募集

臓器提供意思表示カードを持っていますか?コンビニや郵便局、公所に出向くとレジやカウンターにおいてあります。記載項目はいたって簡単なのですが、それでも記載不備が多いようです。
厚生労働省がこの不備があった場合の取り扱いに関して意見を募集しています。

　厚生労働省及び(社)日本臓器移植ネットワークでは、「臓器の移植に関する法律」において脳死下臓器提供の要件とされている、臓器の提供に関する書面による意思表示に用いることができるよう、臓器提供意思表示カード(以下「カード」という。)を作成し、広く頒布しています。　
　「臓器の移植に関する法律」施行日(平成9年10月16日)以降、これまでに、(社)日本臓器移植ネットワークに寄せられたカードに関する情報提供事例のうち、カードの記載内容に不備があった事例が多く発生しています。　
　カードの記載不備事例の取扱いについて、本年5月6日に開かれた厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会(以下「臓器移植委員会」という。)における議論に基づき、本年10月14日、臓器提供意思表示カードに関する作業班(以下「作業班」という。)において法律家による検討が行われました(別紙3参照)。翌15日、作業班における検討結果を基に臓器移植委員会において議論が行われ、これまでの議論を踏まえ、厚生労働省では、別添のような今後の取扱い(案)を作成しました。　
　つきましては、今後の検討の参考とするため、別添の「臓器提供意思表示カードの記載不備事例の取扱いについて(案)」について、広くご意見を募集します。

元記事:臓器提供意思表示カードの記載不備事例の取扱いに関するご意見の募集について