銀行や信金でユニークな懸賞つき定期が発売されています。
阪神タイガースの勝ち星や、申し込みの口数だけ抽選で賞金がもらえるものなど、どこも顧客の囲い込みに躍起になっています。ただ、今回のは一風変わった条件、これはぜひとも全国的に導入してもらいたいものです。
ごみを減らせば懸賞品が増えます――。静清信用金庫(静岡市、板倉征夫理事長)は、懸賞付き定期預金「せいしん『ワンステップ・エコ』」の取り扱いを始めた。静岡市など3市2町の可燃ごみの量によって懸賞品の当選本数を変える。環境問題への関心の高まりを踏まえ、企画した。 対象となる預金はスーパー定期、スーパー定期300の1年物(10万円以上、自動継続)で、懸賞品は3万円分(税引き後)の「VISAギフトカード」。地域は静岡市のほか、焼津、藤枝、岡部、大井川の各市町で、来年1―3月の可燃ごみの収集量を今年の同じ時期と比較する。 抽選権は10万円につき1口。当選本数は総額が100億円の枠に達した場合で、ごみの量が減ったら70本、ごみは増えても前の年より増加率が下がったら50本、増加率も上がってしまったら30本とする。いずれも他に3000円分(同)のカードが500本当たる。金利は店頭金利の3倍。取り扱いは12月30日まで。やるねぇ!担当者様