2004年11月05日 [268]
筆者:こうめい 2004年11月05日 | コメント(0件) | TrackBack(0件) | [Edit]

産地と市場がBtoB はてなbookmarkに登録する

某玄関お届け生活配送業者は「産地直送」と謳っていながら、中央市場に仕入れに行くと大量の車両が幅を利かせて駐車されています。さて...
最近では大手スーパーやレストランチェーンが農家と直接取引きで産地直送ブームがおこっています。その一方で、中小スーパーや小売店は、大手への出荷ができなかったランクの青果物を含めた品物を市場へ出向いて購入しています。
仲介業者が居る分、一長一短ですが日数とコストが余分にかかっていることは否めません。逆に生産者も大手との契約に縛られるがあまりに、天候や時期などによって厳しいリスク(収穫調整やペナルティ)にさらされています。そんな状況を打破するため、青果物卸がネットで商談によって良い意味での仕入れ競争を開始します。

 青果物卸売市場の荷受会社(卸売会社)98社で組織する全国中央市場青果卸売協会(全中青協、東京・千代田)はインターネットを活用した商談システム「青果マーケット」を開発、12月にも運用を開始する。産地側が出荷前に最も高い値段を示した卸売会社と取引契約を結ぶなどの活用ができる。大手スーパーなどによる市場外流通の拡大に対抗する。
これによってコストと日数に関する部分に関して、直接的に消費者に還元されるとは思いませんが、需要と供給がバランスよくなれば価格の低下化には繋がるかもしれませんね。Entry:東京築地青果市場から直送便にあったビジネスでもより安定して供給できるようになりますね。

元記事:ヘッドライン :ITビジネス&ニュース:青果物卸がネットで商談、市場外流通に対抗


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