先日、ネットを席巻したPC盗難事件。
内容は人気ブラウザ「Sleipnir」の開発者であるYasuyuki Kashiwagi氏のPCが盗まれ、HDDにはその「Sleipnir」そのものの未公開開発ソースが含まれており、「これで開発が終わるのでは」と悲観的な意見が多く見受けられました。
結果、Sleipnir自体の開発は打ち切り、今後はプラグインによる発展に依存することになったわけですが、Kashiwagi氏は新たなブラウザの開発を発表したそうです。
人気Webブラウザー「Sleipnir」作者であるYasuyuki Kashiwagi氏が、新作Webブラウザーの開発を開始したと自身のホームページ上で公表した。「Sleipnir」ユーザーからの要望を取り入れながら、約半年後の公開を目指しているという。要望は、作者ページ内の掲示板などで受け付けられている。支持を受けているものを一から作り直すということは難しいものですが、今回は例外中の例外。それに普通であれば意気消沈、次はもう作らない(超えるものは作れない)という感情になってしまうところを「超える」とは素晴らしいッス!! 今まで仕様面で不可能だった機能が新たなソースによって実現できるようになる可能性もでてきました。現在は要望を受付中で半年を目処に公開できればとのコトで、これは自分もブラウザの乗り換え時期を見計る時期が来たような気がしてきました。
同氏は11月16日にパソコン盗難の被害に遭い、「Sleipnir」を含む同氏作のソフトのソースコードが全て失っていた。ソースコードがないため「Sleipnir」の開発続行は難しく、同氏は開発停止も示唆していた一方、新作のWebブラウザー開発の意欲も編集部独自の取材などで垣間見ることができた。また同氏によると、新作のWebブラウザーは「Sleipnir」を超えるものにしたいという。
FrontPage - Sleipnir
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BearFactory
http://sleipnir.pos.to/