ネットで24時間、17台のカメラで動物園をライブ中継

北海道にある旭山動物園はアイデアがウケて日本一入園者数の多い動物園となっています。その一方で廃園に追い込まれる園も年に数園あるようです。
さて、こちらもアイデアという感じでしょうか、ケーブルテレビ局で動物園の様子を24時間ネット中継を行うとのこと。

　須高ケーブルテレビと市営の須坂市動物園(長野県須坂市)は3月中旬、インターネットのホームページ上に「デジタルアニマルパーク」を開設する。動物園内に17台の動画カメラを設置し、ネットを通じて24時間、動物の生態を観察できるようにする。ケーブルテレビ(CATV)網を使ったインターネット接続利用者と動物園来場者の増加を図る。

題目はデジタルアニマルパークとなっていますが、カメラの角度や寄り度による臨場感度によっては「BGV(環境ビデオ)」代わりになりそうです。そういえば海の向こうのケーブルテレビ局では24時間ずっと水槽を映しっぱなしのチャンネルがあるそうで、以前に水槽の金魚が死んでしまったのもそのまま放送し続けて電話が殺到したというニュースもありましたし、ネット黎明期の「コーヒーポット」カメラのことを思い出します。自分もポットを観た一人です(大学の研究室に電話はしていません)が、ライブカメラは動きがある映像だと意外と見入ってしまうものです。 飼育員の様子も流す予定もあるなど、動物好きな人や子どもではなく、知られない裏側を知ることもできるうれしいコンテンツになりそうです。

元記事:須坂市動物園と須高ＣＡＴＶ、動物園の映像を24時間配信