このお笑いブームがいつ終わろうと、王国としての地位は当分揺ぎ無いのが吉本興業。そんなよしもとが新たなファンドを設立するそうです。
吉本興業はインターネットで配信する動画漫才やCD、DVD(デジタル多用途ディスク)ソフトの制作などを支援する100億円のファンド(基金)を4月につくる。お笑いの“芽"を育てるほか、新たなコンテンツ(情報の内容)の発掘が狙いで、制作・配給に必要な資金を提供し、利益を投資家に還元する。ファンドは音楽配信技術開発のフェイスと組んで、国内外の機関投資家が出資する見込み。運用期間は7年。投資先として選ぶコンテンツはお笑い系を中心に音楽ソフトなど幅広い分野とする。ファンドの運営会社ベルロックメディアを1日に米国で設立した。資本金は15億円でフェイスが5億6000万円、吉本が3億6000万円出資。将来、米国でのコンテンツ配信事業も計画している。