農業体験など、都会では味わえない体験を地方へ誘致する手段として農業組合が行っています。ウチの知り合いの米屋さんでも、秋になると貸バス数台にお客さんを乗せて契約農家へ行って収穫体験をする企画をされています。
そんな農業体験とは一味違うのが、こちらのオーナー募集のお知らせ、「お酒」にもなっちゃいます。
山口県下関市の大河内営農組合は2005年度の「酒づくりオーナー」の募集を始めた。1口1万円で来年春に純米吟醸酒やコメが届くほか、田植えなどのイベントに参加できる。同組合は農家の高齢化や後継者不足による農地の荒廃を防ぐため、農業を続けられない家などから7000平方メートルの農地を借り、酒米「山田錦」を栽培する。6月に田植えして、10月には約1800キロの酒米を収穫する計画で、下関酒造(下関市)が新酒に仕上げる。
オーナー制度は3年目だが、今年度はAコース(720ミリリットル入り純米吟醸酒6本)、Bコース(同4本と精白米8キロ)、Cコース(玄米30キロ)の3コースを設けた。募集は400口。オーナーは田植え、稲刈り、わら細工、竹炭作り、新酒完成パーティーなどの農村との交流イベントに実費で参加できる。
この地域は他にも交流イベントを企画しているようですね。
詳細:日本酒づくり会員を募集します。(平成16年度分)