ネット犯罪は残念ながらおそらく今後もイタチゴッコの様相になると容易に想像できます。今はこうやって書いていますが明日はわが身。できるだけの防御策は講じておかないといけないと思います。とくのこの4月は要注意。システムの変更や人事異動などでデータの移行が増えるので漏洩の危機です。
さて、そんなネット犯罪に対して、政府も被害事例から判例、法令などを網羅するデータベースを構築するそうです。
政府はインターネット上で金融機関を装って個人情報を盗み取るフィッシング詐欺など急増するネット犯罪に対応するため、内閣官房のIT担当室を中心に「各府省情報共有ネットワーク」を新設する。ネット犯罪の被害事例や過去の判例、各省庁の対策や法令などの情報を網羅し、検索できるデータベースを作成。新たな犯罪手口が発覚した場合の連携や対策作りに役立てる。これは一般への公開は...どうなんでしょう? とりあえず「作りますから。関係省庁よろしく」という感じの文面なんですよね。