新聞広告や雑誌、ポスターと違ってテレビ画面に表示される二次元コードを携帯で読み取るのはタイヘンそうですよね。CMだと最短で15秒、この間に起動して撮影する作業が迅速にできるのだろうか。まぁCMで使うことはおそらくないと思いますが。
さて、そんなテレビで二次元コードを使うのに適した規格が開発されたと発表されました。
メディアスティック社は今回開発のTV用MSコードと既にサービスインしているMSコードを携帯電話で読みとることにより、テレビをはじめ、新聞・雑誌・ポスター・パソコン・携帯電話など、あらゆるメディアを活用した、ショッピング、コンテンツダウンロード、アンケート調査、資料請求、予約発注等、様々なサービスを簡単に携帯電話で受けられるようになります。このように常時テレビに二次元コードを表示するようになると、そのスペースをあらかじめ確保しておく必要がありますね。またデジタル放送ならば鮮明なので小さなスペースで大丈夫そうですが、アナログ放送では、いくら補正が効いてもやはりそれなりに余裕を持った感じになりそうですね。なにより、どれだけの人がテレビにカメラを向けるのか。
ところで...
TV用MSコードは、4月6日のゴールデンタイム、フジテレビのプロ野球中継で初登場し、今後、テレビと携帯電話連動の楽しいライフスタイルを提供していきます。これはいわゆるテレビとネットの融合ではないんですかね(笑)
元記事:今日の発表資料 :ITビジネス&ニュース:メディアスティック、テレビ画面における最適読みとり二次元コード「TV用MSコード」を開発