以前から使った天ぷら油を燃料にするって話を聞いていました。職業柄(笑)気になるニュースではあったのですが、なかなか実用化の話は聞かずじまいでしたが、今回、香川の善通寺市が公用車での廃てんぷら油の使用を開始したそうです。
善通寺市は、環境リサイクルを進めようと、家庭の使用済みてんぷら油を回収して、軽油よりクリーンな「バイオディーゼル燃料」に精製、公用のディーゼル車に使用する。高瀬町の知的障害者授産施設「高瀬荘」が所有する精製プラントから燃料を買い取り、7月からゴミ収集車などの燃料にする。家庭以外でもファミレスや弁当やとか専門店では毎日のように油は出るので、原料に困ることはなさそうですので、設備を増やしても精製に関しては需要が供給を上回ることはなさそうです。
少し気になるのは燃費と力とエンジンへの負担なんですが、どうなんでしょう?
それよりも気になるのは、これが全国的に普及しても、おそらく東京では導入されないですよね?(参考:ディーゼル車規制の内容)
でも
バイオディーゼル燃料はディーゼルエンジンにそのまま利用でき、軽油と比べて二酸化炭素が1割、黒煙が3割近く少なく、硫黄酸化物はほとんど出ない。とのことなので、再考の余地はあるかもしれません。