落語界で最も厳しいとされる立川流の真打ち昇進試験。今回挑戦した立川笑志さんは残念ながら不合格となりました。一方で、同じ関東ではどんどんと真打ちが誕生する飽和状態も危惧されています。そんな関東の情勢を学んでか、上方落語界は戦前まであった真打ち昇進の復活を今回も見送りとしました。
同協会によると、理事会では一定の年数を積めば真打ちになれるとする昇進基準が人気、実力を重視する上方落語界にはなじまないとする意見が大勢だった。昇進基準をめぐって分裂騒ぎがあった東京の落語協会の二の舞いになることを危ぶむ声もあったという。お笑いブームの陰に隠れてしまっている落語ブーム。オンバトや民放のネタ番組でももっと出演させてみてはいかがでしょうか?と、今のお笑いブームの終焉を危惧するものとしては、新しいお笑いのスタイルを模索するのもいいですが...提案させてもらいます。