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2005年12月08日 [7]

投稿者:こうめい@なるぱら | 投稿日時:2005年12月08日 14:15
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携帯に渋滞情報を送信...でも根本的に「?」と思う

携帯電話にもGPS機能がついたことで、カーナビを持っていない人でも気軽に位置確認ができるようになってきました。いまや防犯の観点から子どもにケータイを持たせる親御さんも増えてきていますし、行政と連携している地域もあります。
カーナビといえば渋滞情報が表示される機能がついていますが、今回はケータイに情報を送信する実証実験が北海道で開始されるそうです。
まぁカーナビよりも低価格ですし持ち歩くわけですので車上荒らしに狙われる心配もないので、良いといえばよいのですが...。

 北海道トラック協会と北海道運輸局は十二日から、トラック業者を対象に、衛星利用測位システム(GPS)付き携帯電話を活用した道路情報提供の実証実験を始める。事故が多く、天候が変わりやすい日勝峠のある国道274号の十勝清水-夕張間で実施。移動中の車内でも携帯電話を通じ、リアルタイムで渋滞情報を見ることができる。
ということで移動中の車内でも携帯電話を通じ、リアルタイムで渋滞情報を見ることができる。システムがウリのようなんですが、考えてみると、トラックは基本的に運転手一人でしょうから、「移動中」はほぼ「運転中」と考えると、これはちょっと問題です。 「じゃぁ休憩中に見ればよい」とすると、休憩所やサービスエリアの交通情報のほうが視認性も高いわけで、こうなるとケータイの「ボイスメール」機能をクライアントに拡張してもらって使った方がよさそうな気がします。 指定のエリアに入ると自動的にボイスメールが送信(ケータイが受信)され、自動的に読み上げられる。ラジオの交通情報周波数みたいな感じですけど、ラジオをつけっぱなしにする必要もないわけでいいのではないかと思うのです。

なお、更に「これは無理っぽい」というのがココ

 正確な道路情報を把握し、ルート変更や出発時間の繰り上げなどを通じ、物流を効率化する狙い。実験では同協会のトラック三十台にGPS付きの携帯電話を配置。時速五キロ以下の状態が五分続くと渋滞と認定し、北海道運輸交通研究センター(札幌)に自動送信。運転手は「路面凍結」「視界不良」「降雪」などの項目から渋滞の原因をメール送信する。

そもそも運転手からの情報提供システムは使えないですね。だって「いま渋滞のど真ん中です」という車中からの報告はケータイを使用している時点で道交法違反です。

システムの詳細がわからないのでなんともいえませんが、本文を見る限りは道交法にひっかかる可能性は高かそうです。

元記事:北海道新聞 生活:渋滞情報、携帯に発信 運輸局、道トラック協会と実験


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