人の小過を責めず、人の陰私を発かず、人の旧悪を念わず
―不責人小過、不発人陰私、不念人旧悪―
- [原文](菜根譚)
- 不責人小過、不発人陰私、不念人旧悪。三者、可以養徳、亦可以遠害。
- [書き下し文]
- 人の小過を責めず、人の陰私(いんし)を発(あば)かず、人の旧悪を念(おも)わず。三者(さんしゃ)、以て徳を養うべく、また以て害に遠ざかるべし。
- [原文の語訳]
- 人の小さな過失を咎めず、秘密にしていることをわざわざ暴かず、過去の過ちをいつまでも覚えない。この3つを守れば人として徳を高められるとともに、周りから怨まれずにいられる。
- [解釈]
- 傷口に塩を塗るような言わなくて良いことは言わないことが一番です。
- 相手の言われたくないところをわざわざ口に出すのは、相手の恨みをかっても仕方ありません。
- 逆にそういうことは黙っていれば、相手からも口が固いと信頼され、徳を高めることになります。言いたい気持ちを抑えることは自身の修養にもつながります。
- 最近はリベンジポルノとか、一度の過ちから過去の言動まで蒸し返されることが多くなりました。突っつく方は優越感に浸れる気持ちも分かります。しかし「好んで人の悪を称すれば、人またその悪を道う」のごとく、自分も言われているかもしれません。
- [参考]
- K’s Picture Book
- 名言ナビ – 人の小過を責めず、◆人の陰私を発(あば)かず、◆人
[中国古典一日一言]
今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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「言わなくて良いことは言わない」不責人小過、不発人陰私、不念人旧悪
人の小過を責めず、人の陰私を発かず、人の旧悪を念わず
―不責人小過、不発人陰私、不念人旧悪―
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