「強すぎる権勢力は混乱させるだけ」左迴天、唐獨坐

左悺は天を廻らし、唐衡は坐を獨する

―左迴天、唐獨坐―

[原文](三国志 魏書 荀彧伝)
左迴天、唐獨坐
[書き下し文]
左悺は天を廻らし、唐衡は坐を獨する
[原文の語訳]
左悺は天下を回す(ほどの権力をもち)、唐衡は座を独占する(ほどの匹敵する者はいない)
[解釈]
左悺と唐衡は天下を操れるほどの権勢力をもっているということです。
組織ではトップが圧倒的権力をもっていると、部下は恐れおののいて萎縮してしまいかねません。また力があればあるほど、事を誤った場合の代償は大きくなります。
トップとしての全盛は早かれ遅かれいずれは終焉を迎えます。自分がトップになった時には終焉を早めることのないよう配慮する必要があります。
高い支持率を背景に独裁となり、気が乗らない事業は再考のためにと停止させてしまい、自分を中心とした周囲の周回線を歪なものにしてしまうようなトップには困りものです。
政界でも一強は独善的になりがちで、故に独裁につながるという危機感を持つ人が多いものです。
[参考]
魏書十 -> 荀彧傳 -> 3

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[正史 三国志]

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[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

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[中国古典一日一言]

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「期待される存在に」吾之子房也

吾の子房なり

―吾之子房也―

[原文](三国志 魏書 荀彧)
吾之子房也
[書き下し文]
吾の子房なり
[原文の語訳]
私の子房である
[解釈]
彼は劉邦を補佐した張良子房的な存在であるということです。
曹操が荀彧を迎えいれたときの褒め言葉で、実際に彼は生前大いに活躍します。
現代的な言い方だと「これで百人力」「キミがいれば勇気百倍」となるのでしょうか。
あまり過度な期待をかけられるとプレッシャーにもつながりかねません。期待する方も大げさに表現し過ぎないように注意したいものです。
百倍まではいかなくとも人一倍程度は期待される存在になりたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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[正史 三国志]

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「王佐の才」王佐才也

王を佐ける才なり

―王佐才也―

[原文](三国志 魏書 荀彧)
王佐才也
[書き下し文]
王を佐ける才なり
[原文の語訳]
王を補佐する才能である
[解釈]
トップを補佐する才能を持ち合わせているということです。
後に曹操を補佐して活躍する荀彧がまだ若かった頃に何顒が口にした人物評です。
トップのアイデアをいかに実現させるかはトップ本人以外にも衆知が必要ですし、中でも懐刀の能力は大きく成果を左右します。
自らはトップには就かず、あくまでサポート役に徹する。ただ裏で暗躍するようではいけませんし、そもそもトップが優秀であればそのようなこともできませんね。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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[正史 三国志]

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「爽朗温和に励む」二人皆玉也

二人みな玉なり

―二人皆玉也―

[原文](三国志 魏書 荀彧伝)
二人皆玉也、慈明外朗、叔慈内潤。
[書き下し文]
二人みな玉なり、慈明は外に朗(あき)らか、叔慈は内に潤む。
[原文の語訳]
二人とも玉であり、(荀爽)慈明は爽朗で、(荀靖)叔慈は温和である。
[解釈]
人物鑑定の許劭が荀爽と荀靖の両名を評価した言葉。二人とも宝玉のような人物で、荀爽は外に発する輝きがあり、荀靖は内につやがあるということです。
ともに人格者としての資質を備えていて、そういう人のもとには自然と人が集まってくるものです。
玉とまでいかなくても、少しでも磨きをかけることで曇りを消し輝きを増す、あるいは内にあるつやを外に現わすことできるよう、修身することを常に意識したいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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「理にかなった説得法で」明主可以理奪、難以情求

賢明な君主は道理を用いて説得するもので、情に訴えても難しい

―明主可以理奪、難以情求―

[原文](三国志 魏書 夏侯尚伝)
明主可以理奪、難以情求
[書き下し文]
明主は理を以て奪べし、情を以て求むるに難し
[原文の語訳]
賢明な君主は道理を用いて説得するもので、情に訴えても難しい
[解釈]
賢明な君主を説得するには理にかなっていなければならず、情に訴えても説得するのは難しいということです。
ご機嫌とりや人情策を打っても、明君には簡単に見破られるということです。
一方で明君は理に基づき明晰で、暗君は理に乏しく情に流されやすいということでもあります。
「ごちゃごちゃ言い訳する暇があったら、さっさとやりなさい」と言われることがありますね。
自分は正論の理のつもりでも、実は対外的には屁理屈かもしれません。屁理屈が情に訴えていると受け取られかねませんので注意が必要です。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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[正史 三国志]

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[中国古典一日一言]

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