人生は白駒の隙を過ぐるが如し
―人生如白駒過隙―
- [原文](十八史略)
- 人生如白駒過隙。
- [書き下し文]
- 人生は白駒(はつく)の隙(げき)を過ぐるが如し。
- [原文の語訳]
- 人生は白馬が走りすぎるのを隙間から見るように短いものである。
- [解釈]
- 地球誕生から考えれば人の一生など瞬きよりも短いものです。しかし一度しかない大事な人生、有意義に過ごしていきたいものです。
- 死を覚悟した時に脳裏を過る「走馬灯」も馬ですね。一瞬の間にこれまでの経験から生きる術を探しだしている状態だと言われています。
- 戸の隙間から馬が駆け抜けるのを見る…現代では建物の隙間から見る「電チラ」ですね。この短さの中にだって楽しみを見出すのですから。
- 年齢を積んでいくと子どもの頃は長かった一年が早く感じられます。どうやら心理学「ジャネーの法則」によると40年は1/40、10歳だと1/10に感じるそうです。どうやら自分と息子たちとは4倍も月日が流れる感覚が違うようです。
- 生きる意味は「他人の他人になる」ことだそうです。その人と同じになることはある意味で自分を押し殺す、犠牲にしていることになります。「他人にとってかけがえのない他人になる」のが理想のようです。
- [参考]
- 人生如白駒過隙 – 楽しく学ぶ翔雲書道教室
- 人生如白駒過隙 – 氣楽亭 日乗
[中国古典一日一言]
今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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