人はすべからく事上に在って磨くべし
―人須磨在事上―
- [原文](伝習録)
- 人須磨在事上。
- [書き下し文]
- 人はすべからく事上(じじょう)に在って磨くべし。
- [原文の語訳]
- 人はどのようなことでも自己研鑚に活用する。
- [解釈]
- 何をするにしても意味がないことはないのです。何事も自分を向上させる糧となるのですが、それを血肉にできるかは気の持ちようなのです。
- 「なんでも吸収する人」とは、これを実践している人ですね。
- 知識は実践を通して知恵となるのです。
- 仕事にしても勉強にしても遊びにしても「学ぼう」とか「何かを吸収しよう」など気づきを求めていると得ることがありますし、すでに身につけた知識を実践する機会でもあるのです。実践することで確信したり、自分なりに修正を加えたりするなど、PDCA法で次の活用機会に向けてレベルアップさせていくのです。
- 一見役立たないという思われることでも実はそうではない。できる人は「無用の用」を知っているのです。
- 「学校の勉強が何の役に立つのか」という疑問を子どもの頃いだきましたよね。
- [参考]
- 人須磨在事上:( 宮崎県 ) – 宮崎合気道会グループ師範代コラム – Yahoo!ブログ
[中国古典一日一言]
今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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