未だ至らざるを測ること毋かれ
―毋測未至―
- [原文](小学)
- 毋測未至。
- [書き下し文]
- 未だ至らざるを測ること毋かれ。
- [原文の語訳]
- まだ起こってもいない事に憶測しない。
- [解釈]
- まだ起きてもいないしやってもいない事に、あれこれ憶測してはいけないということです。
- あれこれ憶測して心配しても、結果、杞憂、とりこし苦労だったりすることがあります。逆に楽天的に捉えすぎて「こんなはずじゃなかった」ということもありますが…。
- 事前に察知する先見も必要ですが、それに対してあまり深く考え込んでは他のことに集中できなくなってしまいます。
- 大事になることに、あれこれ考え込まなくても良いように、小事のうちに早めに取り掛かるようにしたり、普段から準備を怠らないようにしたいものです。
- もしくは「なるようにしかならない」という切り替えが必要です。
- [参考]
- 未だ至らざるを測ること毋れ。 – 味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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