「数字に現れないこともきちんと評価する」夫功未必皆野戰也

そもそも功は必ず皆が野に戰わずなり

―夫功未必皆野戰也―

[原文](三国志 魏書 荀彧伝)
夫功未必皆野戰也
[書き下し文]
そもそも功は必ず皆が野に戰わずなり
[原文の語訳]
そもそも功績は全員が必ず戦果によるものではない
[解釈]
評価の対象が全て成果というわけではないということです。
「慮は功首と為し、謀は賞の本と為す」に対応しています。組織全体としたら最前線での実戦が全てということでは決してないのです。
前線で戦う人のために後方支援も重要ですが、これも決して数字に現れるものではないのです。
組織の中には成果の見えにくい部署もあります。そこでトップは数字で見える現場の個人成績だけに頼ることなく、チームとして全体評価することで公平公正に評価しなくてはいけません。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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