明らかに心に係るところ無くして、然る後人事に死を尽くす節を成り得るべし
―明心無所係、然後可得成事人尽死之節―
- [原文](三国志 魏書 程昱伝)
- 明心無所係、然後可得成事人盡死之節。
- [書き下し文]
- 明らかに心に係るところ無くして、然る後人事に死を尽くす節を成り得るべし。
- [原文の語訳]
- 明らかに心に気にすることがなくなって、はじめて人のために死力を尽くして節義を通すことができる。
- [解釈]
- 懸念材料がなくなってはじめて人のため節義にのっとって死力を尽くすことができるということです。
- 気になることがあると集中できないものです。それが近親のことであればなおのこと。他の人のことよりも気がかりこの上ないはずです。
- 重要事項で気になることは早めにチェックし修正するようにすれば、大事に至る前に改善することができ、しいては時間と労力の削減にも繋がり、その分、他の業務に集中できるようになるのです。
- 気になることばかりが浮かんでくることがあります。優先順位をつけて、今すぐ対処する必要があるかどうかを判断するように心がけたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言 #程昱
[ad#book]
コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています