譬えばなお烏獲これ千鈞を挙げるがごとし
―譬猶烏獲之挙千鈞―
- [原文](三国志 魏書 杜畿伝)
- 譬猶烏獲之舉千鈞。
- [書き下し文]
- 譬えばなお烏獲これ千鈞を挙げるがごとし。
- [原文の語訳]
- 例えるならちょうど烏獲が千鈞を持ち上げるようなことである。
- [解釈]
- 適材適所に配置し、適切に評価をしたならば、力持ちの烏獲が千鈞の重さのあるものを持ち上げる事ができるようになるように才能をいかんなく発揮できるということです。
- 能力があっても発揮する機会に恵まれなかったり、正当に評価されないようであれば、本人も不完全燃焼となり、全力を出し切れない可能性があります。
- プロスポーツ選手は活躍の場や評価を求めてチームを移籍します。料理人もそうですが、サラリーマンとなると国内ではなかなか転職することは難しいものです。組織内でも自由に往来できるようになって活性化した例があるように、その規模を社会レベルになると活躍の場も増えるのではないでしょうか。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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