「怪我なんて関係ない」被創深重、而猛氣益奮

被創深重、而猛氣益奮

―被創深重、而猛気益奮―

[原文](三国志 魏書 臧霸伝)
被創深重、而猛氣益奮
[書き下し文]
創を被むり深重、而(しか)るに猛気は益奮
[原文の語訳]
深く重い傷を負っているのに、勇猛果敢さは益々奮い立つ
[解釈]
重症で苦しいはずなのに、今まで以上に血気盛んだということです。
トップやリーダーが弱いところを見せてしまうと組織の士気に関わってきてしまいます。そういう点では苦しい顔を見せるわけにはいかないところが上に立つ人の辛いところですね。
チームスポーツでも怪我をしたところをがっちり固定して戦列に復帰した選手は、見た目は痛々しいですが周りの選手以上に気力がみなぎっているものです。「怪我なんて関係ない」という気概がチームの士気を高めるのです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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