「一択のみ」其次を知ら不

其次を知ら不

―不知其次―

[原文](三国志 魏書 陳羣伝子泰)
不知其次
[書き下し文]
其次(きじ)を知らず
[原文の語訳]
次策など思い浮かばない
[解釈]
他の策はない、選択肢は一択しかないということです。ここでは謝罪する以外に手立ては思い浮かばない。これ以上は何も言うことはないということです。
攻めにはいくつかの方策が出てきますが、保身に入ると選択肢はぐっと狭まります。さらに逃げ口上となると自らの首を絞める危険性もあります。それであれば早急に謝罪をすることで早めに沈静化させた方が傷口を無駄に広げる事はありません。
深刻な事態というのは刻一刻と悪化の一途をたどるものです。それであればすぐにできる解決策を施して早めに手を打つのが得策です。組織内にトップに対してはっきりとそれを進言できる人材を確保しておきたいものですし、トップも聞き入れることが大事です。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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