分定之後は、忠義を以て首と為す
―分定之後、以忠義為首―
- [原文](三国志 魏書 徐宣伝)
- 分定之後、以忠義為首。
- [書き下し文]
- 分定(ぶんてい)の後は、忠義を以て首となす。
- [原文の語訳]
- 名分が定まった後は、忠義を第一にする。
- [解釈]
- 帝が人材を起用する時には、時勢にあわせて安定期においては、忠義の臣を第一にするということです。
- 創業時や混迷期にはアイデアマンを起用し、業績が安定し守勢のときには一致団結して邁進するための人材を優先的に求人するということです。
- 名分が定まるということはトップの理念や組織の方針ということ。その理念を共有し実現に向け一緒に協力してもらえる人材を広く集めたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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