是れ将軍進みて敵に屈し、退きて帰する所無し
―是将軍進屈於敵、退無所帰―
- [原文](三国志 魏書 劉曄伝)
- 是將軍進屈於敵、退無所歸。
- [書き下し文]
- 是れ将軍進みて敵に屈し、退きて帰する所無し。
- [原文の語訳]
- これでは将軍は進めば敵に屈し、退いては帰る所がない。
- [解釈]
- 迅速に敵を落とさないと兵は疲弊し、さらに留守の隙を攻撃されて帰還することができなくなるということです。
- 会議では議題に対して迅速に議論していかないと時間を無駄にしてしまいますし、そのうちに議題から大きく外れてしまい話があやふやになって決めるべき内容が決められなくなってしまいます。
- 注文を素早く決めないと順番が後回しになってしまい待つことになり、ひょっとすると一完歩差で完売してしまう可能性もあります。
- トップは即決する英断力が必要です。悩んでいると組織は停滞してしまうとともに、抵抗勢力による攻勢をうける危険性があります。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言 #劉曄 #太祖 #曹操
[ad#book]
コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています