驥を以て馬を率いる
―率馬以驥―
- [原文](三国志 魏書 杜畿伝)
- 率馬以驥。
- [書き下し文]
- 驥(き)を以て馬を率いる。
- [原文の語訳]
- 駿馬を使って馬群を率いる。
- [解釈]
- 優れた馬を使って馬の群れを統率するということから、優れた人を用いて大衆を統率するということです。
- トップやリーダーの能力を超えて組織が成長することはありません。指導者が交代した途端に組織が傾くという例は、よく見受けられるものです。
- トップは自身の交代もしくは下部リーダーを抜擢する時には指導者としての資質のある人物を選ぶ必要がありますし、混乱した状況下では自然と組織の中からリーダー的な存在となる人物が育つ場合もあります。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言 #杜畿 #杜氏新書 #太祖 #曹操 #韓遂 #馬超 #仲尼 #孔子
[ad#book]
コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています