今日の一言

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「その人の語り口調で書く」凡そ記言の体は、当に其の口を出たの若く使うべし

凡そ記言の体は、当に其の口を出たの若く使うべし―凡記言之体、当使若出其口― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 凡記言之體、當使若出其口。 およそ記言(きげん)の体は、まさにその口を出たのごとく使うべし。 およそ人物の言葉を書き記すときの文体は、...
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「一択のみ」其次を知ら不

其次を知ら不―不知其次― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 不知其次。 其次(きじ)を知らず。 次策など思い浮かばない。 他の策はない、選択肢は一択しかないということです。ここでは謝罪する以外に手立ては思い浮かばない。これ以上は何も言うことはな...
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「報告事項の軽重を徹底して手間を減らす」白上の事を希簡にする

白上の事を希簡にする―希簡白上事― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 希簡白上事。 白上の事を希簡(きかん)にする。 軽度な事柄についての簡素化を希望する。 事柄について書簡が文字ばかりで黒くなりますが、それほど重大ではないことについては書簡に...
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「達成できるだけの実力はない」事は大いに謀遠、維が任ずる所に非ず也

事は大いに謀遠、維が任ずる所に非ず也―事大謀遠、非維所任也― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 事大謀遠、非維所任也。 事は大いに謀遠(ぼうえん)、維が任ずるところにあらずなり。 事は大きくて謀略は遠大、姜維が担えるものではない。 諸葛亮でもで...
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「急な出来事には対応できない」疾雷は耳を掩うに及ば不

疾雷は耳を掩うに及ば不―疾雷不及掩耳― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 疾雷不及掩耳。 疾雷は耳を掩うに及ばず。 急に激しく鳴り響く雷には耳をふさぐのも間に合わない。 急に雷が鳴ったら手で耳をおさえる時間もない。急な出来事には対応できないとい...