今日の一言 「その人の語り口調で書く」凡そ記言の体は、当に其の口を出たの若く使うべし 凡そ記言の体は、当に其の口を出たの若く使うべし―凡記言之体、当使若出其口― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 凡記言之體、當使若出其口。 およそ記言(きげん)の体は、まさにその口を出たのごとく使うべし。 およそ人物の言葉を書き記すときの文体は、... 2018.09.11 今日の一言
今日の一言 「一択のみ」其次を知ら不 其次を知ら不―不知其次― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 不知其次。 其次(きじ)を知らず。 次策など思い浮かばない。 他の策はない、選択肢は一択しかないということです。ここでは謝罪する以外に手立ては思い浮かばない。これ以上は何も言うことはな... 2018.09.10 今日の一言
今日の一言 「報告事項の軽重を徹底して手間を減らす」白上の事を希簡にする 白上の事を希簡にする―希簡白上事― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 希簡白上事。 白上の事を希簡(きかん)にする。 軽度な事柄についての簡素化を希望する。 事柄について書簡が文字ばかりで黒くなりますが、それほど重大ではないことについては書簡に... 2018.09.09 今日の一言
今日の一言 「達成できるだけの実力はない」事は大いに謀遠、維が任ずる所に非ず也 事は大いに謀遠、維が任ずる所に非ず也―事大謀遠、非維所任也― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 事大謀遠、非維所任也。 事は大いに謀遠(ぼうえん)、維が任ずるところにあらずなり。 事は大きくて謀略は遠大、姜維が担えるものではない。 諸葛亮でもで... 2018.09.08 今日の一言
今日の一言 「急な出来事には対応できない」疾雷は耳を掩うに及ば不 疾雷は耳を掩うに及ば不―疾雷不及掩耳― (三国志 魏書 陳羣伝子泰) 疾雷不及掩耳。 疾雷は耳を掩うに及ばず。 急に激しく鳴り響く雷には耳をふさぐのも間に合わない。 急に雷が鳴ったら手で耳をおさえる時間もない。急な出来事には対応できないとい... 2018.09.07 今日の一言