事は大いに謀遠、維が任ずる所に非ず也
―事大謀遠、非維所任也―
- [原文](三国志 魏書 陳羣伝子泰)
- 事大謀遠、非維所任也。
- [書き下し文]
- 事は大いに謀遠(ぼうえん)、維が任ずるところにあらずなり。
- [原文の語訳]
- 事は大きくて謀略は遠大、姜維が担えるものではない。
- [解釈]
- 諸葛亮でもできなかったことを姜維がやろうとしているが、規模が大きくて彼では担えない、達成には実力不足だということです。
- 計画が壮大であり、まるで夢や理想を語っているレベルに聞こえるほどで、到底その人では実現は無理だろうと。ただ、できる人はそれを鼻で笑われても実現する力を持って周りを仰天させたりします。
- その計画が実現可能かどうか、まずは自分の実力や周囲の環境、現実的な見込みをしっかりと分析しておく必要があります。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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