みどりの窓
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中濱家住宅の主屋等が登録有形文化財に緑区有松町にある中濱家住宅の主屋・土蔵・物置・門・石垣および塀が、文化財保護法による国の登録有形文化財となりました(平成20年3月7日付登録)。
緑区では、大高町の春江院、萬乗醸造が登録されたのに続くものです。
旧東海道に面している中濱家住宅の主屋は2階建てで、主に明治中期に建てられました。1階は正面全体を木格子で統一し、2階は虫籠窓*を並べ、黒しっくいで塗り込めるなど、絞りで栄えた問屋らしい重厚で風格のある外観になっています。
登録有形文化財は、建造物を活用しながら保存する制度です。
中濱家住宅は、開村400年を迎えた有松の美しい町並みを、将来に受け継いでいくことでしょう。
*むしこまど:虫かごのように格子が縦に入っている窓
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