◇地元のシンボルに
織田信長が今川義元を破った「桶狭間の戦い」から450年に合わせ、名古屋市緑区の桶狭間古戦場公園に古戦場保存会が信長と義元の銅像を設置した。会は「銅像は地元の悲願。シンボルにしたい」としている。16日の「古戦場まつり」から一般公開される。
地元有志から集まった寄付金約3000万円が銅像作りに充てられた。信長は長さ約3メートルのやりを持って戦に向かう姿で、迎え撃つ義元は長弓を持った座像で、ほぼ等身大。合戦時の地理や進軍状況などを石や道、池など示したジオラマ風の公園の中央に設置された。
2体の間には「近世の曙(あけぼの)」と記した碑が置かれた。
制作した地元の彫刻家、工藤潔さん(68)は「戦の直前の武将の心情や気迫を感じて」と話す。
保存会は今年、年間通じてイベントを開く予定。PRのため信長と義元にあこがれる番犬をイメージしたマスコットキャラクター「おけわんこ」の着ぐるみを作製し、地元の「ゆるキャラ」として売り出す。また、周囲に点在している史跡を紹介する地元ガイドを、現在の23人から30人に増やす。保存会の梶野泉会長(61)は「全国からファンが集まる場にしたい」と話す。
16日のまつりには、名古屋市の「名古屋おもてなし武将隊」が登場。午後6時半からは地元の子どもたちが作った灯籠(とうろう)約3500個を公園南の大池に浮かべる「万灯会(まんとうえ)」も行う。
古戦場保存会:信長と義元の銅像設置 緑区・古戦場公園で16日から一般公開 /愛知 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100513ddlk23040202000c.html
--
管理人です。twitterの個人アカウントは @narupara 、サイト更新情報は @narupara_news で緑区地域情報のハブ的役割を目指しています