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片付けられない、うっかり、落ち着かない(ADHD)

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なし 片付けられない、うっかり、落ち着かない(ADHD)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2011/2/17 23:57
belcosmo  ベテラン   投稿数: 23
2月12日に、名古屋大学において一般市民の皆様対象に『家族療法』や『アスペルガー、ADHDについて』の子育てセミナーを行いました。ご来場いただきました皆様、そして後援をいただいた愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社の皆様には心からお礼申し上げます。 

ここでは「片付けられない、うっかり、落ち着かない子ども達 ADHD他」にもポイントを置きましたが、その内容を簡単にご紹介します。

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まずはADHDとは何か? ということについてから始めましょう。

ADHDとは注意欠陥/多動性障害のことで、文字通り『注意欠陥(不注意)』優勢タイプと『多動性(多動性・衝動性)』優勢タイプ、そして両方が入り混じったタイプがあります。

ADHDというと、主に男の子をイメージすることが多いようですが、女の子にも存在しますし、成人男女にも存在します。

ちなみに、僕もADHDっぽい人です。

「『っぽい』ってなんじゃ?」と思われた方もいるでしょうね。
実は、ADHDには【社会的、学業的、または職業的機能において、臨床的に著しい障害が存在するという明確な証拠が存在しなければならない。】という要件が有るんです。
そして、僕は著しい障害とまでは言えないんですね。

ただ、下記にあてはまるのが多い人は、アダルトADHDっぽい人かもしれません。(これによって社会的に著しい障害があるという証拠が有れば、お医者さんやカウンセラーに相談しましょう。)

1.整理整頓がすごく苦手
2.物事をきちっと終わらせることができない
3.ついついぼんやりとしてしまう
4.自分について、対人関係についての認識が甘い
5.とりあえず、と色々なことに手をつけ、ゴチャゴチャになってしまう
(以上注意欠陥)
6.衝動的な行為や発言をしてしまう
7.切れてしまうことがちょいちょいある
8.一つのことを落ち着いて長時間やれない
(以上多動性・衝動性)


さて、先に『要件』と書きましたが、ADHDの要件は、アメリカ精神医学会が作成した『精神疾患の分類と手引き』である「DSM-Ⅳ-TR」に書かれていますので、今度はそちらをご覧ください。


「DSM-Ⅳ-TR」より

A.(1)か(2)のどちらか:

(1) 以下の不注意の症状のうち6つ(またはそれ以上)が少なくとも6ヶ月間持続したことがあり、その程度は不適応的で、発達の水準に相応しないもの:
   
<不注意>
(a) 学業、仕事、またはその他の活動において、しばしば綿密に注意することができない、または不注意な間違いをする。
(b) 課題または遊びの活動で注意を集中し続けることがしばしば困難である。
(c) 直接話しかけられたときにしばしば聞いていないように見える。
(d) しばしば指示に従えず、学業、用事、または職場での義務をやり遂げることができない(反抗的な行動、または指示を理解できないためではなく)
(e) 課題や活動を順序立てることがしばしば困難である。
(f) (学業や宿題のような)精神的努力に持続を要する課題に従事することをしばしば避ける、嫌う、またはいやいや行う。
(g) 課題や活動に必要なもの(例 おもちゃ、学校の宿題、鉛筆、本、または道具)をしばしばなくしてしまう。
(h) しばしば外からの刺激によってすぐ気が散ってしまう。
(i) しばしば日々の活動を怠ける。

(2)  以下の他動性-衝動性の症状のうち6つ(またはそれ以上)が少なくとも6ヶ月間持続したことがあり、その程度は不適応的で、 発達水準に相応しない。

<多動性>

(a) しばしば手足をそわそわと動かし、またはいすの上でもじもじする。
(b) しばしば教室や、その他、座っていることを要求される状況で席を離れる。
(c) しばしば、不適切な状況で、余計に走り回ったり高いところへ上がったりする(青年または成人では落ち着かない感じの自覚のみに限られるかもしれない)。
(d) しばしば静かに遊んでいたり余暇活動につくことができない。
(e) しばしば‘じっとしていない”、またはまるで‘エンジンで動かされているように”行動する。
(f) しばしばしゃべりすぎる。

<衝動性>

(g) しばしば質問が終わる前に出し抜けに答え始めてしまう。
(h) しばしば順番を待つことが困難である。
(i) しばしば他人を妨害し、邪魔する(例 会話やゲームに干渉する)。

B. 多動性-衝動性または不注意の症状にいくつかが7歳以前に存在し、障害を引き起こしている。

C. これらの症状による障害が2つ以上の状況<例:学校(または職場)と家庭において存在する。

D. 社会的、学業的、または職業的機能において、臨床的に著しい障害が存在するという明確な証拠が存在しなければならない。

E. その症状は広汎性発達障害、統合失調症、または他の精神病性障害の経過中にのみおこるものではなく、他の精神疾患(例:気分障害、不安障害、解離性障害、またはパーソナリティ障害)ではうまく説明されない。

------以上


さて、これらの基準は考え様によってはかなり曖昧になってしまいます。
ADHDと類似するものとしては、アスペルガー症候群や反抗挑戦性障害(ODD)、またケースによっては躾が思いっきりできていない等が有り、勝手に判断するのは避けなければいけません。

ところで原因はとなると、脳に何かの問題が有るのは確かなので、脳内物質に働きかけるリタリンという薬が使われることが多く、また3分の2くらいの人に効果が表れます。

ただ、この薬は有る面から言うと覚醒剤でもあるので、医師の指示に忠実に服用しなければいけませんし、長期間の服用は避けたほうがよいと言われています。

なお、ADHD児童は児童全体の2~5%だと言われています。
ということは1学級に1人以上いる場合が多いので、学校の先生がADHD児童に対してどのように接すればいいのかと、悩んでおられる場合が結構多いんですね。

ただでさえ40人もの子供を見ながら膨大な事務作業を抱えておられるので、お手上げになってしまうケースも、まま有るようです。
でも、すぐに効く良い方法というのは、やっぱりありません。

親や先生が叱るとか、それでも聞かないので嫌になって無視すると、ますますひどくなっていくのがADHD児童の特徴です。

とにかく大事なのは【おもしろい】【つまらない(おもしろくない)】というのを価値観の中心に置いて、接するということだと思います。


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この内容はNPO日本次世代育成支援協会の鷲津が、愛知大学OCでの講義の内容を元に書いております。
著作権はNPO日本次世代育成支援協会にあります。ご了承ください。
もう少し詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。→ 
http://npo-jisedai.org/kosodate/ADHD.htm
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