愛知県警は31日、自動車の盗難防止装置であるイモビライザーを無効化する「イモビカッター」と呼ばれる器具の所持や販売を禁止する方針を明らかにした。禁止条項を盛り込んだ条例改正案を6月県議会に提出する方針だ。イモビカッターの所持などを禁じた条例が成立すれば全国初。
イモビライザーは電子的な暗号でキーを照合する仕組み。イモビカッターはこのロックを解除する器具で、同器具を使用したとみられる自動車盗は2011年に全国で3033件発生。このうち愛知県内が1287件と4割以上を占める。「機能を強化したイモビライザーを搭載した新型車も被害に遭っている」(県警)という。
現在イモビカッターを使って車を盗めば窃盗罪に問われるが、所持や販売行為だけでは罰せられない。改正条例案では、正当な理由がない所持や販売を禁止する方針。
県警は31日、イモビカッター規制を含めた犯罪抑止対策を発表。このなかで事件現場に残された資料の回収・分析と、聞き込み捜査で得られた情報の分析を一元的に行う「総合捜査支援センター(仮称)」の整備を進める方針を盛り込んだ。
「イモビカッタ―」規制へ 車盗難抑止へ愛知県警 :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819496E1E3E2E2818DE1E3E2E3E0E2E3E0919CEAE2E2E2
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