災害に備えて
msg# 1.1
避難所について知っておこう
平成23年3月11日に発生した東日本大震災によりたくさんの方が避難所生活を強いられました。本市も大規模地震の発生が懸念されており、災害発生時には避難を余儀されるかもしれません。
避難生活の場となる避難所は、区内に、小・中学校など72カ所あります。「避難所マップ」でお近くの避難所や避難経路を確認するなど家族で一度話し合ってみましょう(市のホームペジで見られるほか区役所で配布しています)。
いつ避難するの?
警戒宣言※発令時、土砂災害危険箇所にお住まいの方は市立小・中学校のグラウンドで、その他の地域の方は自宅内外の安全と思われる場所で地震に備えます。地震発生後、住宅が壊れるなどして生活ができなくなった場合、避難所へ避難しましょう。
水害時は、お住まいの地域の河川の水位や雨量、避難勧告などの情報をテレビやラジオなどで入手して、避難所への避難を判断してください。
※東海地震が発生する恐れがあると認められたときに発表される情報
避難所はどうやって運営するの?
避難所は、避難者の中からリーダー(区政協力委員など)を選び、リーダーの下、本市の職員および施設管理者の支援によって自主運営されます。避難所では、大勢の人が共に生活するため、皆さんで協力することが必要です。
避難所には何があるの?
各避難所では、物資の分散備蓄を行っていますが、避難する際は、水や食料など必要なものを非常持出品として持っていくようにしましょう。防災備蓄倉庫(市立小・中学校)には、乾パン256食、アルファ化米おかゆ50食、毛布50枚、日用品セット50組、仮設トイレ1基、地下式給水栓資器材1セット(小学校のみ)などがあります。また、その他の避難所でも乾パンや毛布などを備蓄しています。
仮設トイレ
避難所のトイレが使用できないときに、組み立てて使用します。
地下式給水栓
災害で水が出ないときに、自ら操作して給水できる応急給水施設です。
宿泊型防災訓練を実施しました
6/16(土)・17(日)に旭出学区にて実施し、225人が参加しました。大規模地震により、家屋の倒壊など大きな被害が生じたという想定で、住民の皆さんが、避難所である旭出小学校体育館へと避難し、避難所開設・運営、無線操作、給水・炊き出し、物資受入・配給などの訓練を行いました。
避難所における組織づくりや運営、宿泊体験により、防災や避難所生活に対する認識が変わったと感じている方も多く、参加者アンケートでは、「良い経験になった」「防災について真剣に考えたい」「継続実施が必要」などの声をいただきました。「宿泊」体験に参加することは、じっくり防災・減災について話し合う良い機会になります。お住まいの学区で行われる際は、ぜひ、ご参加ください。
避難所開設訓練を実施中!!
現在、区内全28学区で仮設トイレの組み立て方や地下式給水栓の使い方などの訓練を実施しています。
問い合わせ先:
緑区役所総務課 TEL:625-3904 FAX:623-8191
投票数:24
平均点:5.00