名古屋市は、大清水処分場(緑区鳴海町大清水69-125ほか)、なごや生物多様性センター(天白区元八事5-230)の敷地を賃貸借し、太陽光発電設備の設置・保守管理を行う事業者を決める公募型プロポーザルの手続きを始めた。2件とも参加申請は23日まで受け付ける。それぞれ25日に現地説明会を開く。企画提案書の提出期間は2月18日から25日まで。3月22日にプレゼンテーションを行い、同下旬に契約候補者を決める。

大清水処分場は、処分場天板部約4310平方メートル、処分場法面約7240平方メートル、平地約480平方メートルの計約1万2030平方メートルに太陽光パネルを設置する計画で、設置規模は1メガワット以上を目指す。発電した電力は国の再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、中部電力に売電する予定で、売電量は年間90万kW時以上を想定している。

対象地となるのは、同処分場(全体敷地7万2500平方メートル)のうち約1万5000平方メートル。既に一般廃棄物の埋立が完了して更地となっており、市は有効活用を検討していた。

設置工事期限は10月31日。賃貸借期間は33年10月31日まで。

なごや生物多様性センターは、事務所棟屋上約230平方メートル、設備棟屋上約150平方メートル、駐車場約1200平方メートルの計約1580平方メートルを対象に、太陽設備を設けて120kW以上の発電を目指すもので、売電量は年間12万6000kW時以上を計画している。

設置工事期限は8月30日。賃貸借期間は33年8月31日まで。

提案競技手続き開始/ 太陽光発電事業、23日まで参加申請/大清水処分場生物多様性C 設置・保守管理/名古屋市 | 建設通信新聞
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