名古屋市は、南海トラフ地震の被害想定で、津波浸水地域があるとされた市南部の六区(瑞穂、熱田、中川、港、南、緑)の海抜一〇メートル以下の地域の街路灯に現地の海抜を表示する。有事の際に、速やかに最寄りの津波避難ビルなどに逃げるよう市民の意識を高める狙いがあり、二〇一三年度当初予算案に九百二十万円を盛った。
看板は、縦三十センチ、横十五センチで、青地に白文字で「ここの地盤は海抜1・0m」などと表示。道路沿いの街路灯計四千二百本に、約百メートル間隔で掲示する。
港、南、中川、熱田の四区では、名古屋港の干潮時の平均水面(NP)からの高さを「NP2メートル」などと表示しているが、市民からは「分かりにくい」との指摘が出ていた。海抜表示の看板には、NPのデータも併せて示す予定。市はまた、津波被害に特化したハザードマップを六区の全世帯に配布。浸水の深さ想定を書き込むためのシールを付け、室内の目立つところに貼ってもらう。
中日新聞:名古屋市南部6区の街路灯に海抜表示:愛知(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130224/CK2013022402000049.html
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