「特別警報」の運用がスタートに。でも当てにしないで

今日から「特別警報」の運用がスタートしました

気象庁はこれまで、大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかけていましたが、今日から運用が開始される「特別警報」では、警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波等が予想されて重大な災害の危険性が著しく高まっている場合に「特別警報」を発表して、最大限の警戒を呼び掛けることになります。

気象等に関する特別警報の発表基準

これまでの災害でもし特別警報が運用されていた場合に対象となった現象として、18,000人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災における大津波や、国内での観測史上最高の潮位を記録して5,000人以上の死者・行方不明者を出した「伊勢湾台風」での高潮、紀伊半島で100人近い死者・行方不明者を出す甚大な被害をもたらした「平成23年台風第12号」の豪雨等などがあります。

今後、特別警報が出た場合、お住まいの地域は数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあるとお考えいただき、周囲の状況や市町村から発表される避難指示・避難勧告などの情報に留意し、ただちに命を守るための行動をとってください。
ただし「特別警報」は最後の呼び掛け手段です。
発表時に、すでに外では危機が切迫している状態となっている場合もありますので、警報が出るまで待つという意識ではなく、早めの避難準備を心がけてください

詳しくは…
気象庁 | 特別警報について.
気象庁 | 特別警報の発表基準について

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