「素直に反省する」小人之過也必文

小人の過ちや必ず文る

―小人之過也必文―

[原文](論語 子張 第十九)
子夏曰、小人之過也、必文
[書き下し文]
子夏曰く、小人の過ちや必ず文(かぎ)る
[原文の語訳]
子夏が言う、小人は過ちを犯すと、言い訳をしたりごまかそうとする
[解釈]
過ちを素直に認めようとしなかったり、嘘の上塗りをして事態を悪化させてしまうものです。
反省せずに言い訳や取り繕いばかりを考えてしまうので同じことを繰り返してしまうのです。
一方、できる人は失敗を素直に認め、受け入れた上で反省し改善を図るのです。
[参考]
www2.odn.ne.jp/kotowaza/BBS/28-syousinno-ayamatuya.htm
『論語 子張篇』の書き下し文と現代語訳:1

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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