「心が離れれば崩壊する」桀紂之失天下也、失其民也

桀紂の天下を失うやその民を失えばなり

―桀紂之失天下也、失其民也―

[原文](孟子 卷之四 離婁章句)
桀紂之失天下也、失其民也。失其民者、失其心也。
[書き下し文]
桀紂(けつちゅう)の天下を失うやその民を失えばなり。其の民を失うは、其の心を失えばなり。
[原文の語訳]
桀王や紂王が天下を失ったのは、人民を失ったからである。人民を失ったのは、人民の心を失ったからである。人民の支持を失ったというのは、人民の心を失ったということである。
[解釈]
組織というものはトップへの信頼や忠誠心がなくなると自壊していくものです。
いかにメンバーの人心を掌握できるかも、上に立つ人資質の一つとなのです。
できる人は利によらず徳によって人心を惹きつけることができるのです。
[参考]
孟子を読む
桀紂の天下を失うやその民を失えばなり:原文・書き下し文・意解 | ナオンの言葉の散歩道
ノエビア販売代理店 東奥 販社 :桀紂の天下を失うやその民を失えばなり

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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