「行ないは返ってくる」積善之家必有余慶

積善の家には必ず余慶あり

―積善之家必有余慶―

[原文](易経 周易上経 坤・文言伝)
積善之家必有余慶。積不善之家必有余殃。
[書き下し文]
積善の家には必ず余慶あり。積不善(せきふぜん)の家には必ず余殃(よおう)あり。
[原文の語訳]
積善を積み重ねた家には、子々孫々に至るまで、必ず幸いがおとずれる。不善を積み重ねた家には、子々孫々に至るまで、必ず災難がおとずれる。
[解釈]
積善余慶、いわゆる「因果応報」です。「情けは人のためならず」でもありますね。
陰徳を積んでいればいずれ報われるということです。逆に悪事はいずれバレで制裁を受けるのです。
未来への投資ならばよいですが、自然破壊など負の遺産はいけません。戦争にしても後々に大きな代償を支払うことになるのです。
[参考]
情けは人のためならず(回りまわって自分に還ってくる)

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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