「適材適所」貍處堂而衆鼠散

貍、堂に処れば衆鼠散ず

―貍處堂而衆鼠散―

[原文](呂覧)
貍處堂而衆鼠散
[書き下し文]
貍、堂に処れば衆鼠散ず
[原文の語訳]
猫が座敷におれば、多くの鼠は逃げ散る
[解釈]
正しい人が地位に就けば、下衆はみずから逃げ出す。
貍は猫または狸を表すそうです。天敵がいると逃げ出すのは当然ですね。
規制が甘かったところ蜜を吸いに来ていても、規制が厳しくなると蜘蛛の子を散らすよう行方をくらます輩がいますね。
適材適所、然るべき人が組織内でリーダーとなれば、甘えは消え引き締まってきます。人事としてはどのような人材を配置するかが重要になってきます。
[参考]
猫、堂に処れば衆鼠散ず。 – 味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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