「保身のための後ろ盾は築かない」終不廣交援

終に交援を広げず

―終不広交援―

[原文](三国志 魏書 徐晃伝)
終不廣交援
[書き下し文]
終(つい)に交援を広げず
[原文の語訳]
最期まで交友関係を広めようとしなかった
[解釈]
自らの出世や利己に繋がるような交友関係は広く持とうとはしなかった。正当な成果による評価だけを求めたということです。
できる人は、組織の利益になることは別として、自分だけが利益を得るような横のつながりやネットワークを駆使した根回しは時間や労力は無駄だと考えるものです。保身のための後ろ盾を持つようなことはしません。
名誉欲が強く自分を宣伝できそうな人物に実績を自慢し売りこむようなトップには困りものです。やたらと日本初、日本一などと嘯いて自らをメディアに訴求することのないようにしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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